キャバ嬢さんとして働く上で特に悩みの種となるのが、指名客の増やし方がわからないことです。
特に新人の場合は顔と名前を覚えてもらうところからはじめるので大変でしょう。
しかし、増やし方のコツを知って活用すれば、意外と指名客は増やせるものです。
お客さんのターゲットを絞ろう
キャバクラにはさまざまな年齢のお客さんが来店します。
主に中年と呼ばれる年代の方々が利用する割合が高いですが、20代から60代までどんな世代の人が来てもおかしくありません。
ここで欲張ってあらゆる年齢層の人に受けようと頑張るのは、指名客の増やし方としては失敗する可能性が高くなります。
マルチな年代に受けるキャバ嬢さんは一部で、それもある程度キャリアを積んだベテランだけです。
指名客の増やし方の第一歩は、自分が特に手厚くサービスするターゲットとなる年齢層を絞ることです。
来客率の高い30代から50代の中で絞っても良いですし、場合によっては20代の比較的少なめな層に注力するのも良いでしょう。
とにかく手当たり次第に愛嬌を振りまくのではなく、この年代なら自分が担当するという意識で行動すれば、サービスされたお客さんの中から指名客が増えて行くでしょう。
指名客を増やすためには寄り添うことが必要
自分がお客さんの立場になってみればわかることですが、自分の意見に賛成してくれるなど支持してもらえるキャバ嬢さんとは何度でも話をしたくなるものです。
指名客の増やし方としてはそのようにお客さんに寄り添うキャバ嬢さんを目指すことが重要です。
来客する人のほとんどは日常の仕事や生活に疲れ、ストレスを解消するためにやって来ます。
多少極端な意見やわがままを言いたくなるのは当然でしょう。
そんなとき、その意見や愚痴に頷いたり励ましたりしてくれるキャバ嬢さんであれば、好感度も上がり自然と指名客も増えて行くことになります。
また、そうした寄り添い方を勉強するために、指名客の多いキャバ嬢さんのテーブルにサポートとして積極的に入ることも、指名の増やし方を学ぶ有効な手段です。
この店に来れば自分を励ましてくれるキャバ嬢さんに会える、そう思ってもらえるようになるのが指名客の賢い増やし方です。
聞き上手になろう!
指名客の増やし方として誤解されることが多いのが、やたらと饒舌に話題を振りまくキャバ嬢さんを演じることです。
これは一見、良さそうな方法ですがあまり効果はありません。
なぜなら、お店に来るお客さんのほとんどは自分の話をキャバ嬢さんに聞いてもらいに来るからです。
つまり、聞き上手なキャバ嬢さんになるほうが指名客の増やし方としては有効です。
そうは言ってもなかなか共通の話題が見つからず会話が弾まないというときは、話しやすいポイントからはじめましょう。
たとえば、「今日はお忙しかったですか」といった当たり前のことから聞き出せば、自然と話ははじまるものです。
お客さんは自分の話を遮らずに聞いてくれるキャバ嬢さんには好感を持つもので、指名客も徐々について行きます。
地味な指名客の増やし方だと思われがちですが、意外と売れっ子のキャバ嬢さんもよく使っているテクニックです。
お客さんとのやり取りのデータを取る
より指名客の増やし方の精度を高めたいのであれば、小まめにお客さんのデータを取るのが得策です。
たとえば、何曜日の何時頃に来ることが多い、ドリンクは何が好きか、趣味は何をやっているかなど、その都度メモしておくのです。
そうすれば次回来店する日も予想しやすく、チャンスの増やし方として効果の高いものになります。
また、自分の好みや趣味を覚えているキャバ嬢さんは会話もしやすく、話していて気分が良いので指名客として通ってくれるようになるでしょう。
メモをつけるなんて派手なキャバ嬢さんという職業からはイメージしにくいかもしれませんが、誰でも自分のことを覚えていてくれると嬉しくなるものです。
その心理を上手く使うのも、効果的な指名客の増やし方の1つです。
おわりに
その店や地域で一番といわれるキャバ嬢さんほど、何かしら指名客の増やし方として工夫しているものがあるはずです。
一度にあれもこれもと取り入れるのではなく、できる方法から少しずつ実践していくことが、指名客を増やす第一歩です。
基本はお客さんの気持ちになってサービスすることが効果的な増やし方ですので、そこを忘れないように指名客の多いキャバ嬢さんを目指してみましょう。