キャバクラは本入店する前に、体験入店として実際にキャバ嬢としてお店で働くことができます。
このシステムを利用すれば、店やお客さんの雰囲気をある程度把握してから正式に入店するかどうかを決めることができます。
面接に必須なもの
体験入店にも面接はあります。
面接に必須な持ち物は顔写真付きの身分証明書です。
キャバクラは風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律で18歳未満の方を雇用することが禁止されていることから、店は面接に来た方が何歳であるのかを予め把握する必要があるのです。
18歳以上であれば未成年者であっても働くことが出来ますが、未成年者は法律で飲酒を禁止されているので、店はキャバクラの従業員である女の子に出す飲み物をノンアルコールにしなければなりません。
風営法違反とならない18歳19歳の未成年者であっても身分証明書を提示する必要があります。
また、顔写真付きの身分証明書のほか、戸籍謄本(抄本)、本籍地の記載がある住民票も用意しておきましょう。
移住者や職業規制のある留学生などは働くことができないことから、店は面接に来た方が日本国籍を持つ方かを確認する必要があるためです。
体験入店で持っていたらより良いもの
体験入店で自分の使いやすいボールペンを持っていると便利です。
書類に何か不備があればその場で修正することができますし、名前を覚えてもらうためにコースターの裏に名前を書いて渡したりして接客にも使うことができます。
また、キャバクラではハンカチでお客さんのグラスを拭きます。
お試しとはいえお客さんにとっては同じキャバ嬢なので、持って行くことをおすすめします。
他には、煙草を吸うお客さんにはキャバ嬢がライターで煙草に火をつけなければいけないので、ライターも持って行くとよいでしょう。
キャバ嬢はハンカチやライターを入れたポーチをお客さんの席まで持って行くので、なるべく小さく地味でないポーチに道具を入れるようにしましょう。
ドレスはどうする?レンタルはあり?
店によってはドレスを貸し出している所もありますが、レンタルドレスの使用はあまりおすすめしません。
レンタルドレスは、体験入店の際に手荷物が軽くなるメリットがありますが、レンタル料がかかることがほとんどで、着回されたものが多いです。
また、自分のサイズに合ったものが見つからないと、スタイルが悪く見えてしまったりドレスに着られている感じになったりしてしまいます。
また、その後同じお店で働くことになった場合、その日会ったお客さんには、体験入店の日の印象があなたの第一印象になってしまうので、自分にあったドレスを購入して行くことをおすすめします。
体験だからあまりお金をかけたくないという場合は、通販サイトで購入するとお手軽な値段でキャバドレスを購入することができます。
ドレス選びのポイント!
一口にキャバドレスと言っても様々なパターンがあります。
ロングドレス、ミニドレス、キャバドレスだけではなくラインの綺麗なキャバスーツも人気です。
そして、キャバクラのドレスはデコルテや背中を露出するものが多いので、実際ドレスを着る場合は普通のブラジャーではなくヌーブラなど肩紐のないものを着用するのがおすすめです。
自身のスリーサイズに合わせたドレスでないと胸元が開いてしまったり、逆に苦しいなんてことになってしまったりするので、ドレス選びは自身のスリーサイズを測ってすることが鉄則です。
おわりに
以上のように、体験入店といってもある程度の準備は必要です。
店によってはドレスや靴、バッグをレンタル出来る所もありますが、店は決まっていないけどキャバクラ自体で働くことを決めている方は、事前に自己投資として自分に合うドレスや靴を購入しておきましょう。
使いやすく華やかなポーチやミニバッグを用意しておくと本入店の際もスムーズに働くことが出来ます。