一口にキャバクラと言っても、立地エリアによってさまざまな個性がでてきます。
都会と地方で見比べてみても、大きく異なる点がいくつも存在するものです。
今回は、都会と地方でのキャバクラの違いやそれぞれの特徴についてご紹介していきます。
システム・料金の違い
都会と地方とではキャバクラのシステム・料金にも違いが生じます。
中でも大きな違いが表れるのは、「お客さんの延長システム」です。
都会では「自動延長」が主流になのに対して、地方では1セットごとにお客さんに延長するかどうかの確認が行われることがほとんどです。
「自動延長」とは、お客さんが自ら「チェック」と言うまで自動的に時間が延長されるシステムを言います。
地方では1セットの終盤になると「まもなくお時間ですが、延長しますか?」とお客さんに確認を行っていきます。
また都会と地方とでは、キャバクラのセット料金が大きく異なります。
日本国内で一番料金が高いとされる銀座のキャバクラと地方のキャバクラを比べると、その料金の差が4~5倍になることもあります。
キャバ嬢さんの雰囲気の違い
キャバ嬢さんの雰囲気も少々異なることがあります。
都会のキャバ嬢さんは出勤時には毎回ヘアサロンで髪型を作ってもらうという女の子が多く、ブランド品などを身にまとっていることが多いです。
一方、地方のキャバ嬢さんは比較的ラフなスタイルの女の子が多い傾向にあります。
流行りのキャバドレスも地域によって異なるため、必然的に女の子の雰囲気も異なって見えるでしょう。
また、地方のキャバクラではギャル系のキャバ嬢さんを見かけることも多いですが、都会の高級キャバクラでは「ギャル系の女の子はNG」としているお店もあります。
お店の雰囲気の違い
キャバクラのお店の雰囲気が都会と地方で異なることもあります。
地方のキャバクラはどちらかというとアットホームな内装になっており、メインの部屋ではカラオケを楽しむことができることが多いです。
都会のキャバクラでは内装にこだわりをもっているお店も多く、お金がかけられている傾向にあります。
カラオケを楽しむこともできますがVIPルームにしか導入されていないため、お客さん同士の交流が生まれることは少ないようです。
客層の違い
キャバクラに来るお客さんの客層も都会と地方では異なってきます。
都会のキャバクラに来るお客さんはビジネスマンが多く、仕事帰りはもちろん接待でキャバクラが使われることも珍しくありません。
特別なイベントが無くてもボトルを入れてくれるお客さんなど、一回の来店でたくさんお金を使う人が多い傾向にあります。
地方のキャバクラは友達を連れてカジュアルな雰囲気で遊びに来るお客さんも多く、お客さんの服装も私服姿の方が目立ちます。
仕事の延長ではなくプライベートの日にキャバクラに行くという人も多く、都会のキャバクラとは違って土日などの休日にお客さんが増えることもあります。
おわりに
今回は、都会と地方でのキャバクラの違いやそれぞれの特徴についてご紹介しました。
都会と地方のキャバクラではお店やキャバ嬢さんの雰囲気はもちろん、システムや料金体系が大きく異なることが分かりました。
この違いによって、来店するお客さんの層も変わってくると言います。
また地方に比べると都会の方がキャバ嬢さんのお給料も比較的高めであるとされていますが、その分出勤時のヘアスタイルやファッションなどにお金が多くかかってしまう傾向にあります。
キャバクラで働こうと考える方はそれぞれの違いや特徴を理解したうえで、どちらで働くのが自分に合っているのか、じっくり検討してみてください。