キャバクラで働いていると、特定のお客様からデートのお誘いを受けることがあります。
時には、あまり親しくないお客様から誘われることもあるでしょう。
これも営業の一環なのかなと悩むキャバ嬢さんが多いようですが、もし誘われたらどうすれば良いのでしょうか。
休日デートに行くべきか?断るべきか?
率直な結論としては、休日デートに誘われたとしても、基本的には行く必要はありません。
行ったことでお客様に気に入られ、指名回数が増え、何かを買ってくれることもあるでしょう。
しかしキャバ嬢さんのお仕事はお店の中の接客だけでも十分ですから、仮にお店がデートを許可しているとしても行きたくないと感じたら断って構いません。
キャバ嬢さんの世界で上に上り詰めている女性でも、あまりお客様と休日デートには行かないという方は少なくありません。
というのも、そういったキャバ嬢さんはお客さん一人一人に対して平等に接客をするように心掛けているからです。
キャバ嬢さんとして駆け出しの頃は固定のお客さんが欲しいので、気に入ってもらうために休日デートに応じる人もいます。
とはいえ一度休日デートをすると、それ以降が断りにくくなってしまい、悩みの種になるというキャバ嬢さんは少なくありません。
ですから断るなら断るで、一律して決めておくことをおすすめします。
断る方法 昼職をしている設定
休日デートを断る理由で最も多いのは、昼に別の仕事をしているという設定をつくることです。
これは本当に働いていなくても構わず、ハッキリ言ってしまえば嘘をついて断ることも一つの手段だということです。
実際のところ、キャバ嬢さんは本当に昼職をしている人が多く、最も説得力のある理由になります。
休日デートを誘うお客さんも、仕事を理由にされるとしつこく誘いづらいですし、無理を言って体調などを崩させてしまうとキャバ嬢さんとしての仕事にも影響が出ると想像するでしょう。
ただし、この理由で断るのであれば、整合性が取れるように気を付けてください。
自分で何と嘘をついたのか忘れてしまわないよう、自分なりの設定を完成させておくと安心です。
場合によっては深く掘り下げて聞こうとするお客さんがいるため、あまり詳しくない職種を装うのは避けた方が賢明です。
断る方法 休日に家族と過ごす設定
休日デートを断る上でもう一つ有効なのが、家族と過ごしたいから行けないという理由です。
友達よりもこちらの方が好ましく、お客さんも家族の存在を出されると突っ込んで誘い続けるのは気が引けるようになります。
たまにしか会えないという設定も付けておけば、有効度は更に高まります。
それから休日に家族で過ごすとなると家族間の仲の良さをアピールでき、キャバ嬢さんとしてだけではなく一人の人間として良いイメージを持ってもらうきっかけになるかもしれません。
家族を大事にしているのだと知れば、更にそのキャバ嬢さんを気に入るお客さんもいるでしょうし、そうした営業的なメリットも含んでいるのがおすすめポイントです。
ただしこの理由は、毎回使えるものではありません。
毎週のように誘われるようであれば、もう少し工夫を凝らした設定を考えた方が良いでしょう。
断る方法 お店の決まりという設定
お店の決まりというのは、キャバ嬢さんの使う断り文句としては鉄板です。
強引に誘えばお店に行きにくくなりますから、しつこく誘うお客さんには最も効果的かもしれません。
もちろん本当に休日デートを禁じているお店もあるので、理由としてのリアリティも非常に強いです。
もしお気に入りのキャバ嬢さんが規則を破ってクビになれば、困るのはほかならぬそのお客さん自身です。
お店の決まりと言われてしまえば、どれだけ休日デートをしたくても我慢するしかありません。
この理由を採用するのであれば、お店と口裏合わせをしておいてください。
たとえばお客さんが店長に問い合わせて、店長が休日デートをしても良いと言ってしまえば、せっかくの設定が台無しです。
休日デートに誘われて困っていることも伝えて、設定の共有ができればベストです。
おわりに
キャバ嬢さんが休日デートを断る方法は、設定次第でいくらでも生み出すことができます。
キャバ嬢さんの仕事をしている以上、いつかは必ず休日デートに誘われるでしょうから、いざというときのためにどうすべきか準備しておきましょう。
お店のルールで問題なければ、自分の判断で休日デートに行くことも、全く問題はありません。
キャバ嬢さんとしてもっと上に行きたいという気持ちから、休日デートを大切にしているキャバ嬢さんもいます。
自分の気持ちとしっかり相談してから行くのか断るのかを決めてください。