キャバクラで働いていると、ナイトワークの業界独自の専門用語が使われることがあります。
中でもよく使われる言葉が「お茶引き」。
- 「○○ちゃん今日もお茶引きだよ」by黒服
- 「昨日はお茶ひいちゃってショックだった~」byキャバ嬢
こちらの記事では、キャバクラにおけるお茶引きの意味とデメリット、さらには対策までをわかりやすく解説していきます。
・「昨日はお茶ひいちゃってショックだった~」byキャバ嬢
こちらの記事では、キャバクラにおけるお茶引きの意味とデメリット、さらには対策までをわかりやすく解説していきます。
キャバクラにおける【お茶引き】の意味
結論から言うと、【お茶引き】とは出勤してから閉店まで指名が1本も入らないことを意味します。
要は、お客さんをいっさい呼べない悲しい状況です。
なぜキャバクラで指名客を呼べない状況をお茶引きと呼ぶようになったのかというと、由来は江戸時代にあると言われています。
江戸時代の芸者さんは、お客さんからお座敷に呼ばれない暇な時間を、臼を使ってお茶の葉を引いて過ごしていたのだそう。
そこから「お客さんに呼ばれない = 指名がなく暇 = お茶引き」という流れで、現在もキャバクラなどの水商売業界を中心に【お茶引き】という用語が使われ続けているのです。
キャバクラでお茶を引く4つのデメリット
キャバクラでお茶を引く頻度が高いと、大きなデメリットが発生します。
「接客しなくていいならそれはそれで楽かも……」
なんて考えてはいけませんよ。
具体的にどのようなデメリットがあるのか確認していきましょう。
給料が上がらず稼げない
お茶引きが多いと、とにかくお給料が上がりません。
キャバクラは時給が高く稼ぎやすい仕事ではありますが、ガッツリ稼ぐキャバ嬢さんたちは基本的に時給プラスαで高収入を得ています。
プラスαが何かというと、バックです。
指名バックやドリンクバック、同伴バックなどなど……。
- 指名が入れば 1本 2,000〜3,000円
- 卓についてキャストドリンクをもらえたらドリンクバックが10%前後
- 同伴出勤すれば同伴料がバック
お茶を引くということは自分のお客さんが一人も来ないということですから、額の大きな指名バックや同伴バックはとうぜんありません。
時給が同じで、同じくらいの時間出勤していたとしても、お客さんを呼んでいるキャバ嬢とは収入に大きな開きがでてしまうのです。
プライドが傷つく
お茶を引くと、単純にプライドが傷つきます。
実際にその状況になってみるとわかりますが、お茶引きって意外とつらいものです。
誰からも必要とされていないような、輪から外されているような感覚になってしまうんですよね。
お茶引きが連発すると当然店長からプレッシャーもかけられますし、メンタル的にかなりつらくなってきます。
時間が長く感じる
忙しいと時間があっという間に過ぎる、という経験をしたことがあるという方は多いと思いますが、お茶引きはその真逆。
暇すぎて、時間が無限のように長く感じてしまうのです。
何度時計を見ても針は全然進まず、10分過ぎただけでも30分は経ったかのように感じる始末!
待機でも時給が発生するお店なら良いですが、中には待機分の時給がカットされるお店も。
そうなると「なぜ私はここにいるんだろう」と病みモードに突入していきます。
出勤調整の対象になる
あまりにお茶引きの頻度が高いと、最終的には出勤調整されて自分のペースで出勤することができなくなります。
出勤調整とは、お店側がその日に出勤する人数を制限すること。
売上がないのに女の子ばかり出勤していては、お店にとってマイナスですからね。
お茶引き嬢は出勤調整の対象になりやすく、たくさん出勤したくてもお店側から断られてしまう最悪の状況に陥る可能性があるのです。
キャバクラでお茶をひかないためにすべき対策とは
ここまでで、キャバクラにおいてお茶を引くという事態がどれだけつらいかはおわかりいただけたかと思います。
ここで重要なのは、お茶を引かないようにするための前持った対策です。
- とにかく営業をかける
- フリーの席の接客を工夫する
- 仕事用のSNSをはじめてみる
- 店長や先輩キャバ嬢にアドバイスをもらう
お茶を引かないためには日ごろからの地道な営業がとても大事。
また、フリーの席での接客を工夫して場内指名をもらえるように努力することも重要です。
集客が弱いと感じたら、仕事用アカウントを作ってSNSをはじめてみるのも良いでしょう。
いろいろと工夫しても上手くいかないときには、店長や先輩キャバ嬢など相談できる相手にアドバイスをもらうようにすることも大切です。
キャバクラの【お茶引き】についてまとめ
キャバクラにおけるお茶引きとは、出勤から退勤まで指名が 0 の状況を指します。
実際にお茶を引いてしまうとメンタル的に結構つらいので、前もってお茶を引かないための対策をしておくことをおすすめします。
ただし、どんなに人気があるキャバ嬢でもタイミング次第でお茶を引くこともあります。
過度に落ち込むことなく、地道に努力する強いメンタルをもって頑張っていきましょう!
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